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① 長野SDGsプロジェクト 第4回ジャパンSDGsアワード SDGsパートナーシップ賞(特別賞)受賞

偏愛:自分の好きなこと・やりたいことを大事にしながらとにかく行動してみる

亀田
亀田

それでは最後のテーマに入っていきます。

最後のテーマは、「偏愛」です。 株式会社LODUが掲げている大きなテーマとして、「好き・得意」と「SDGs」を掛け合わせて活動していくことが、ikigaiのある人生になるのでは?という問いがあります。

是非、お二人の偏愛、得意、こだわりについてお聞かせください!!

古川さん
古川さん

まずは、何をやりたいかというところから考えましたかね。

小林さんの場合、プロジェクトを始めた瞬間から出前授業とかのイメージはあったし、私の中では協賛金集めやビジネスのイメージができているし、もう一人のコアメンバーの南沢さんは、行政との連携や組織委員会の構成がイメージできていましたね。

まあ、つまり何が言いたいかというと、三者三様のやりたいこと・できることがあって、誰かに言われてやるということでなくて、世の中を良くするために本当に心の底からやりたいことを3人が妥協することなく追求していった結果、今の形になった気がするので、ある意味偏愛も3人集まればトータルケアみたいな。笑

亀田
亀田

みなさんが、偏愛を持っているやりたいこと・できることを探求していった結果、3人にしかできない長野SDGsプロジェクトが出来上がったということですね。笑

古川さん
古川さん

そうですね。 バランスですよね…。

本当にたまたまバランス良くはまった感じなのかなあ。

小林さん
小林さん

そもそもなんですけど、偏愛ってなんなんでしょう?

言葉の意味がわからなくて…。笑

亀田
亀田

あ、すみません、偏愛の説明が不十分でしたね。笑

偏愛とは、偏った愛と書くので、その人ならではの愛のことで、他の人はここまでこだわらないよね?みたいなことです。

例えば、皆さんだったら普通の人だったら絶対にやらないくらい分別するとか、SDGs教育するなら行動変容するところまでデザインしないと気が済まないとか。

なぜ偏愛のことについてこんなに聞いているかというと、今の若者には偏愛というか、絶対にやりたいことというか、そういうものが分からなくて悩んでいる人が非常に多いと感じています。僕の周りでも多いです。

そこで、三者三様の偏愛の掛け合わせで長野SDGsプロジェクトを運営している古川さん、小林さんに、若者や偏愛が見つからなくて悩んでいる若者にメッセージが欲しいというわけです。笑

小林さん
小林さん

本当に、おっしゃる通りなんですよね。いろいろな機会で、10代の子ども達に接するのですが、そういう子が多いということは肌感覚で感じます。絶対に〇〇したい!みたいな子がいると、今時すごいな!!と感心してしまうくらい偏愛を持っている子は少ないと思います。ほとんどの子は、とりあえずこっちがいいかなとか、安定しそうだからこれをしようかなとか、そんな発想であまりパッションはないですよね。

古川さん
古川さん

個人的には、やりたいことが見つからないという人は、とりあえず広告会社がおすすめです!

本当にいろんなことができるので、何かしらやりたいことは見つかると思います。 僕は飽きっぽくて、いろんなことができる仕事を探して約20年間、辞めずに続けていられているので!笑

僕たちの会社にも良い人が入ってきてくれると良いなあ。笑

亀田
亀田

古川さん、小林さんが所属している「ながのアド・ビューロ」の宣伝ですね。笑

もうちょっと一般化して考えると、自分の偏愛を見つけるためには、ちょっとでも興味あることは様々なジャンルでもどんどんチャレンジしてみるということになるんでしょうか? お二人はどのようにして今、自分が持っている偏愛を築いてきたのでしょうか?

(株式会社ながのアド・ビューロ:https://www.adbureau.co.jp/)

古川さん
古川さん

ちっちゃい頃から、ほしいものや、やりたいことがないならなんでもつくっちゃうのが好きってことですね。

その好きなことを今まで続けてきて、このプロジェクトも作っちゃうというところまで繋がっているのかもしれません。

亀田
亀田

なるほど、自分が好きだなとかやりたいと思ったことに素直になって、アクションし続けることによって、好きや得意がビジネスでも生きる武器になっていったんですかね。

あとは、お二人は行動・アクションするのにハードルを感じていないという風に感じました。

古川さん
古川さん

そうですねえ…。

あとは、企業の持続可能性とかって話をするときに、同質・均一なクオリティを求められることも多いんですよね。

これって逆にサステナブルじゃなくて、個を消してしまう考え方だから、あくまで個性は個性で残すべきで、それぞれの得意分野を伸ばしていくことが大事。

亀田
亀田

まさに、今、長野SDGsプロジェクトは、それぞれの個性・偏愛を掛け合わせて、さらにそれぞれの得意を生かしまくっているという感じですよね。

古川さん
古川さん

はい。笑

仕事に関しても、合う合わないは絶対に存在しますからね。 古川がいけばうまくまとまるところがあれば、出入り禁止なんてところもあったりしますからね。笑

亀田
亀田

あるんですか?!笑

古川さん
古川さん

ノーコメントで…。

千差万別でみんな一人一人違って良いんだから、会社でもそんな個性を伸ばすような仕事をしていくと良いんだろうなあと思ってます。

実際に僕たちも、3人のコアメンバーだけでこのプロジェクトを回すことができているのは、みんなが個性を発揮させてそれぞれが役割分担をしているという部分が多いからだと思います。

SDGsでもダイバーシティ・インクルージョンこそが持続可能性に繋がるとも言われています。それは、より多くの問題に対して対処できるからであり、強さになるからだと思います。

そういう意味もあって、誰かが欠けたら辞めちゃいます。笑

小林さん
小林さん

これは、学校における教育支援にもつながるお話で、「取り残さない = 個性」を大事にするということにつながると考えています。イノベーションフロムティーンエイジャーみたいな企画は、その思いを反映できている取り組みになっているかなと思います。

古川さん
古川さん

今後は、もっと個性というところに焦点を当ててアピールしていっても良いかもしれません。

亀田
亀田

いいですね。 それぞれの偏愛や得意がうまく噛み合った時のパワーはすごいですよね。

LODUでも偏愛をテーマに、活動しているので、今後も一緒に活動させていただきたいです!! 今回は、長い時間貴重な時間をいただきありがとうございました!

古川さん
古川さん

いえいえ、こちらこそありがとうございました、是非一緒に活動しましょう!

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