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③ 「九州力作野菜・果物プロジェクト共同体」 (代表 イオン九州株式会社) 第3回ジャパンSDGsアワード副本部長(内閣官房長官)賞 受賞

偏愛:自分が望んでいない与えられた環境でも本気でチャレンジすることで情熱を育てることができる

亀田
亀田

最後のテーマは、偏愛です! 自分の好きなこと、情熱を持てることを見つけることに悩んでいる人に向けて、その情熱の育て方とか見つけ方みたいなところを教えていただきたいです!

福山さん
福山さん

わかりました。 実は、私は、入社時は、農業なんて興味もなかったし、どちらかといえば、スポーツ売場、衣料品売場のほうに配属になりたいと思っていました。

亀田
亀田

本当ですか。笑 さっきの情熱からは信じられないですね。笑

福山さん
福山さん

そうだったんですけど、たまたま、「お前は農産物をやれ」って命じられちゃってですね。 いやいやからスタートしたもんですから。笑

福山さん
福山さん

そこからずっと八百屋で、売り場とかバイヤーとかして、20年ぐらいずっとしてるんですけど。笑 若い方も何がしたいとかいうのが、もしかしてわからない時期があると思うんですよね。

亀田
亀田

それは、多くの若者が悩んでいることだと思います。

福山さん
福山さん

配属になった場所で、問題解決に臨み本気で考える事で、もっとこうしたほうがいいのでは?お客様の為、社会の為になるのでは?いう考えが生まれたりするんじゃないでしょうかね。

福山さん
福山さん

実際の農産物を仕入れ・販売するにあたり、農業に対して興味が生まれて、もっと日本の農業が強くなるために、農家の収入が増えるには、と考えていくうちに、情熱や偏愛が出てくると思います。

福山さん
福山さん

私は、農業については、初心者だったもんですから、みんなから支えられて、教えてもらいながら与えられた立場で本気で取り組むことによって、そういうことにたどり着きましたね。 だからもっと優秀な子は、したいことがあって会社に入るっていうかもしれませんが、僕はちょっと違ってて教えるというのはできないかもしれません。笑

亀田
亀田

いえいえ、そんなことないですよ。笑 逆に、誰もが最初からやりたいことをできるとは限らないです。 もちろん、向き不向きはありますが、自分に与えられた環境で創意工夫しながら、とりあえず一生懸命やってみるということで、その仕事が自分にとってどんな存在なのか、情熱を持てるものなのか気づくことができるということですよね。

福山さん
福山さん

はい、自分が持たされてる仕事が一体何の役に立つのかとか、どういうことで、世の中の方に喜んでもらえるのかっていうのが考えれるようになっていけば、どんどん好きになる気がしますし、もし、嫌になったり、合わなかったりしたら、また別に探せばいいのかなと思ったりしますね。

亀田
亀田

好きじゃないことに真剣に取り組んでそれを好きなことにしていくってけっこう難しいと感じるんですけど、そうなるための仕事に挑む姿勢とかってあったりしますか? 仕事としてやってたら、自然と湧いてきたって感じですか?笑

福山さん
福山さん

もうですね、お金がないからですね、そこで働くしかないですよね。笑 僕たちの時代は、そこで働いて食べていかないといけなかったんです。 いやいやでも、3年ぐらいやっていると、全体が見えてきますので、何ができるのかなっていうのを考えればいいのかなと思ってたりするんですけど… もちろん、やりたいことがあって、そこに就職できる人はそれが良いと思うし、これがしたいということがない人はやっていく中で情熱を持てていく部分に出会う可能性もあると思います。

福山さん
福山さん

でも、仕事をするからには、やっぱり楽しくしないといけないし、そのためにはいろんなチャレンジした方良いよねということですよね。

亀田
亀田

3年続けてみるということが、1つのラインということですね。 人それぞれ幸せな生き方は違うと思いますが、新しいことにチャレンジしていくことでしか、今の自分の視野にない情熱のあるものに出会う可能性を得ることはできないので、僕もどんどんチャレンジしていきます!笑

亀田
亀田

それでは、お時間になりましたので、このあたりで終了にしたいと思います。 本日は貴重なお話をありがとうございました!

福山さん
福山さん

はい。ありがとうございました!

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