SDGsをもっと楽しむ。

#2 SDGsの知識が全くなくても楽しく遊べるクイズゲーム!

Fact (ファクト)

どうも、株式会社LODUのSDGsゲーム教材クリエイターかめちゃんです!

本記事では、僕も制作に携わっている「Fact (ファクト) 」の魅力についてを紹介していきたいと思います!

SDGs推進センターによると、 以下のように説明されています。

「ファクト」は、ジェンダーギャップ、平等・不平等に関するクイズに「数字」で答えるゲームです。しかし、中には答えが存在しないため、全員の意見の中間値を答えとする問題も含まれています。参加者全員の考え方や価値観を想像することが必要です。クイズを通して、自分にとっての「あたりまえ」を疑い、様々な視点から物事を考える能力を養います。(金沢工業大学 SDGs推進センター引用)

「ファクト」は、全てのクイズが数字で答えられるようになっているので、SDGsの知識が全くない人でも、楽しみながらSDGsに関する知識について学ぶことができるようなクイズ形式のゲームになっています。

また、クイズの中には、答えがない問題も存在していて、それの答えについて考えることを通して、他者の視点で考えることや、フェルミ推定の力を養うことができます!

それでは早速、実際にプレイしてみて感じた楽しポイント、学びポイントについて書いていきたいと思います!!


基本情報

  • 人数:4人
  • 時間:10〜15分
  • 年齢:小学生以上
  • ゴール:5番・10番
  • テーマ:ジェンダーギャップ、平等・不平等
  • ダウンロード有無:あり
  • ゲームシステム:クイズ

楽しさポイント

①SDGsに詳しい人が勝てるとは限らない

ファクトには、答えがあるクイズと、答えがないクイズから構成されていて、全て数字で答えることがゲームになっているので、どんな人でも楽しく遊べて勝てる可能性があります。また、クイズに答える時には、手持ちの数字カードを用いて、回答するので、どんどん数字が減っていき、自分の思っている数字を示せないこともあります。全員の数字カードをオープンした瞬間の盛り上がりがとても楽しいです。

②プレイヤー同士で互いの価値観を知ることができる

答えがないクイズでは、それぞれのプレイヤーの価値観が見えるようなクイズが用意されています。このクイズでは、1番平均的な感覚を持っているということで、中央値の人が得点を獲得することができます。あまりお互いに知らないプレイヤー同士なら価値観を知り、仲良くなる良いきっかけになりますし、知っている同士でもめちゃくちゃ盛り上がる上に意外と知らない一面が見えたりもします。みんなでどうしてその答えにしたのか1問1問雑談すると、めちゃくちゃ楽しいです。

学びポイント

①ファクト(根拠)を知る

答えがあるクイズは、政府や国際機関などが公開しているデータに基づいた数字を回答にしています。

SDGsに取り組むときには、なんとなくのイメージやバイアスでどんな課題があるのか、どれくらいの人が困っているのか、ということを決めてしまいがちですが、実際にデータを調べてみると新しい事実が明らかになります。

ゲームを通して、ファクト(根拠)を学ぶとともに、自分のバイアスに気づくことができます!

②フェルミ推定

クイズでは、価値観の違いを学ぶことはもちろんのこと、答えをある程度推測する過程で、自然とフェルミ推定をすることになります。

フェルミ推定とは、正確に把握するのが難しい数値を論理的に概算することです。

フェルミ推定を繰り返し行っていくことで、論理的に考える力が伸びると言われており、鍛えておくと就職活動などの多くの場面で役立ちます。

KIT SDGs 推進センター