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株式会社LODU 社長 島田高行 SDGs × 偏愛

記念すべき1回目の、LODU Mediaのインタビュー記事は、株式会社LODUの社長を務める島田高行さんにしていただきたいと思います!島田さんは、株式会社LODU 代表取締役 社長です。では、早速、島田さんのSDGs×偏愛についてお届けしたいと思います!

オープニング

亀田
亀田

本日は、LODUメディアの取材を受けていただきありがとうございます!!

島田
島田

いえいえ!こちらこそです! LODU メディアって巷で有名なやつですよね!取材していただけて光栄です。笑

亀田
亀田

いやいやいや、LODUメディアはまだ世の中には出てなくて、島田さんが初めてです。笑 これから有名なwebメディアになれるように、どんどん面白い記事を投稿していきますね!! さてさて、雑談はこのくらいにして、早速質問に入っていきますね。

島田
島田

よろしくお願いします!

株式会社LODUの取り組み

亀田
亀田

まずは、「株式会社LODU」ってどんな会社なのか教えてください!

島田
島田

会社名が一番大事で、全てを物語っています。 株式会社LODUという社名は、「Love」×「Education」の造語なんですが、これは僕たちが、好きとか得意とか偏愛というものを大事にしているということなんです。 SDGsの取り組みをする時にも、好きとか楽しさを意識して欲しいということです。

亀田
亀田

なるほど、どんなことを大事にしているのかは分かりました。僕もLODUのメンバーとして働いていますが、自分のことながらかなり良い社名ですよね。笑 具体的にはどんな事業を行っているんですか?

島田
島田

ゲーミフィケーションを活用してSDGsを楽しく学べるようなコンテンツの開発をしています。 ゲーミフィケーションを活用すると、難しい概念とか普段だったら学ぶことが大変なこととかを、幅広い世代が自然と楽しく学べるんですよね。 「みんなゲームが好きだよね」って僕は思ってます。笑 自分たちが好きなことを生かしたビジネスやアクションで、世の中を明るくしていくということを実践しています。

亀田
亀田

自分たちのビジネスやアクションの中に、SDGsや好きを取り入れることでロールモデルになることも目指しているんですね!

島田
島田

そうですね。自分の好きなもので世の中を良くしていきたいし、自分自身もせっかくの人生なので幸せに生きていきたいし、それをできることを証明したいです。

亀田
亀田

島田さんが開発に携わったゲームの中で一押しのものはありますか?

島田
島田

思い入れのあるゲームは、SDGsのメインコンセプトである「誰一人取り残さない」という概念を学ぶことができるゲーム「THE SDGs アクションカードゲームX(クロス)」というゲームですかね。僕が所属していた金沢工業大学SDGs推進センターで、無料ダウンロードができるので、ぜひ興味のある方は遊んでみてください! ゲーミフィケーション教材を活用して教育機関・自治体・企業に授業やワークショップも行っています。ゲームを通して、多くの人を巻き込んでワクワクしながら素敵な社会を作っていきたいですね!!

島田さんの偏愛とは

亀田
亀田

それでは、ここからさらに、島田さんの偏愛について掘り下げていきたいと思います。 島田さんにとっての「偏愛」って何ですか?

島田
島田

それは事業の説明にもあった通り、「ゲーム」ですね!笑 ゲームをする時って、幸せな気持ちになれるし、自分が単純に楽しめます。ゲームをやっていると時間を忘れてしまいます。笑 僕の友達は、みんなゲームが好きだし、もちろん小さい子から高齢の方も楽しむことができると思ってます。実際に、おじいちゃんおばあちゃんにワークショップをした時には、みなさんに楽しんでもらえました。笑

ドイツのボンで開催された SDG Global Festival of Action 2019
亀田
亀田

ゲームというと若者のイメージがありますが、幅広い世代にウケてるんですね。笑

島田
島田

そうなんです。笑 特に、ボードゲームにしちゃえば、家族、友達、同僚みんなで机を囲んでできたりもするし、複数人いなければできないものも多いので、いろんな人と仲良くなったりすることもできます。 短い時間で、一喜一憂して、みんなで楽しい非日常的な体験を作り上げることができるし、普段出さない感情や考えも知ることもできます。 ぎゅっと凝縮された密度が濃い時間を過ごすことができるんです。笑

亀田
亀田

島田さんの話を聞いてると、だんだんボードゲームがしたくなってきました。笑

島田
島田

ありがとうございます。笑 あとは、ゲームって楽しいだけじゃなくて、教育効果的にもとても良いんですよね。 学習意欲・上達速度が上がったり、複雑な概念を理解しやすくなったり、成功・失敗の疑似体験ができたり…。 普段の自分ではなかなかできない行動も、ゲーム内だと意外とできちゃうんですよね。笑

亀田
亀田

たしかに、本を読んだり、動画を見たりするのとは、また違った学習の体験ができそうですね…。 ゲーム教材って新しい学びの体験としてめっちゃ良いですね。

島田
島田

はい。僕たちがゲームを開発する時には、学びと遊びのバランスを保つことをかなり意識してます。いろんな人に体験してもらいながら、「楽しい」だけでなくて、「学び」にもこだわって開発しています。

亀田
亀田

そうすることで、コンテンツとしての価値を高めているんですね。 まさに「SDGs」と偏愛の「ボードゲーム」が組み合わされてますね。

偏愛の見つけ方

亀田
亀田

島田さんは、うまくSDGsと偏愛を結びつけてビジネスをされていますが、そもそも自分の偏愛を見つけることが難しいという人は多いと思います。 どのように見つけるのが良いと思いますか?コツとかありますか?

島田
島田

実は、さっきから偉そうに好きとか、偏愛について語っていたのですが、僕自身もゲームが本当の偏愛なのかわからないんです。笑 好きを見つけるためには、これが本当の好きなのかとか深く悩まずに、まずはたくさんのことを体験してみるしかないと思っています。特に、若い年代は経験が少なく、自分の偏愛と呼べるものを確立するのは大変です。いろんな体験・経験をして、インプットとアウトプットを繰り返す中で、じっくりと消化していくことが大事だと思います。

亀田
亀田

たしかに、偏愛も様々な体験を通すことで、変化していくものですよね。 そういう意味では、島田さんも自信を持って偏愛と言えるかは、わからないと。笑

島田
島田

そうですね。笑

亀田
亀田

そうなると偏愛を見つけるために、「どんな体験・経験をしていくか」ということは重要になってくると思うのですが、島田さん自身はどんな体験・経験を通して見つけてきたんですか?

島田
島田

何かを体験するというのは、いろんな場所に行くということもそうなんですが、いろんな業界の人に出会うということも大事です。あとは、ドラマやアニメ、漫画などから、自分にない考え方とか視野を入れていくということも大切かなと思います。 他の人と共感できる部分を見つけたり、いろんな人との接点をつくったりすることで、自分の中にある偏愛の軸が見えてきます。

亀田
亀田

なるほど…。それくらいなら誰でも見つけることができそうですが…。 なぜ、「好きや偏愛」を見つけることができない人が多くいるんでしょうか?

島田
島田

そうですね、さっき言ったことに加えて、ちゃんと何かモノを作るとか、プロジェクトに入って3ヶ月間くらい本気で取り組んでみるとか、それに合わせて環境を変えてみることが良いですね。期間と密度が大事だと思います。すぐに違うかなと思わずに、やろうと思ったことは最後までやりきることが大事で、それでやっと見えてくるものがあります。

亀田
亀田

取り組みの密度を上げるってどうやるんでしょう?

島田
島田

端的に言えば、優先順位を高めるということですかね。 決めた期間は、どんなことがあっても、天秤にかけたらそちらを取る。絶対に時間を確保する。無理矢理でも時間を作る。 バイト・遊びに負けてしまうところをグッとこらえて、そちらを実践してもらえるといいと思います。

亀田
亀田

なかなか、ハードルが高いですが、そこまでしないと見えてこないということですね…笑 そもそもやることが見つからないという人はどうしたら良いのでしょう?

島田
島田

そこはぜひ、SDGsと偏愛をかけ合わせた取り組みを実践してもらえるのが良いかなと。笑 もしアイデアが思いつかないという人は、SDGsが好きな人と一緒に考えることをおすすめします。 そうやって人を巻き込みながら、自分の好きなことや得意なことで、どうやってSDGsに貢献できるのかワクワクしながら考えていけば、間違いなくそれは価値のある活動につながりますし、活動へのモチベーションを保ちながら実践できると思います!

亀田
亀田

「SDGs×偏愛」の取り組みを考えることは、メリットだらけということですね。笑

島田
島田

はい。笑 SDGsの最終目標は、みんなが幸せになることなので、取り組む時には、自分にとっての幸せが何かということを考えてみてほしいです。 僕もそうやって考えることで、ブレブレだった自分の人生の軸がなんとなく決まり、起業させてもらうというところまで辿り着くことができました。

亀田
亀田

自分の幸せを考えることは、偏愛の発見にもつながりそうですね! 島田さんの今回のインタビューで多くの人が、自分の偏愛を見つけるときの参考になると思います。ありがとうございました!